​​第一回

<あらすじ>

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東日本大震災、地震と津波から１０日後の3月21日。

震災直前に定年退職を迎えた元警察官・木島。

震災時に取材で沖縄にいた新聞記者・桜田。

 

隣人だった二人は、家屋の跡地で出逢う。

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木島は妻と死別しており、一人娘は勤務先にて被災。

桜田には子供がなく、妻は家から避難途中に被災。

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木島と桜田は、家も家族も失っていた。

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津波警報もかまわず、二人は家の跡地で野宿。

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失ったものの大きさと、なぜ自分たちが生かされたのかを問い直す。

 

何を思ったか、木島は突然、一本の竹竿を突き立てる。